資格

システムアーキテクト受験記

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IPAのシステムアーキテクトを受験しましたので、試験準備・当日の感想をシェアします。

システムアーキテクトとは

IPAの試験概要によると、「システムのグランドデザインを設計し完成に導く状況エンジニア」とのこと。

システム開発の上流工程を主導する立場で、豊富な業務知識に基づいて的確な分析を行い、業務ニーズに適した情報システムのグランドデザインを設計し完成に導く、上級エンジニアを目指す方に最適です。

合格率12.6%なので、結構難しい部類の資格になりますね。

試験内容

4種類あり、午前ⅠⅡはマークシート、午後Ⅰは記述式、午後Ⅱは論文です。

実は8年前くらいに受験したのですが、その際は午後Ⅱの論文で落ちてます。

受験した背景

仕事の都合で、同じくIPAの資格のプロジェクトマネージャが必要になり、プロジェクトマネージャ試験は春(4月)に実施されるため、論文試験の練習を目的に秋(10月)に実施されるシステムアーキテクト試験を受験しました。

午前Ⅰの免除権取得のために、2017年のプロジェクトマネージャ試験の午前Ⅰを受験しており、今回の午前Ⅰは免除されました。

基礎知識

過去に以下のIPA資格を取得しています。

直近で取得したデータベーススペシャリストが2011年なので、ブランクが結構ありました。

  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • データベーススペシャリスト

試験準備

今回の試験にあたって特別勉強したことはなかったのですが、前回受験したい際に勉強した内容は3つです。

  1. 「システムアーキテクト「専門知識+午後問題」の重点対策」を読む
  2. 「徹底解説 システムアーキテクト 本試験問題 (本試験問題シリーズ)」で問題慣れする
  3. 「システムアーキテクト合格論文の書き方・事例集」で論文の合格水準の書き方を学ぶ

1.「システムアーキテクト「専門知識+午後問題」の重点対策」を読む

この本は午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの対策本です。

午前Ⅱで問われるシステムアーキテクトの専門知識(主に用語とその意味)を網羅的にインプットして、頭に入れておきます。完璧に覚える必要はなく、選択肢に出てきたときに、何となく、答えを選べる程度で良いです。
具体的には、2回読む程度で済ませました。

午前Ⅰは、解法テクニックを学ぶというよりも問題慣れすることが重要なので、解説はあまり読まずに、問題をすべて解きました。その上で、わからない部分は解説を読んだり、Webで調べたりしました。
1回やると答えを覚えてしまうので、1回やれば良いです。

午後Ⅱは、どのような論文が合格水準の論文なのかを確かめるために、読みました。論文は題意に沿って、自分の経験を交えながら規定の文字数で書くことが大事なので、題意に沿った書き方とどの程度の粒度で書けば、丁度よい文字数になるのかを確認しました。なので、1回読めば良いです。

2.「徹底解説 システムアーキテクト 本試験問題 (本試験問題シリーズ)」で問題慣れする

この本は、システムアーキテクト試験の問題集です。
この本で上記1.で学んだ内容を反復し、身につけます。午前Ⅱ、午後Ⅰのみ問題を解き、午後Ⅱは問題と回答を読む程度で済ませました。

午前Ⅱと午後Ⅰは問題をできるだけ多く経験することが大事なので、問題数が不足していると感じた場合は、IPAのサイトから過去問をダウンロードして実施すると良いです。特に午前Ⅱは、過去問と同じ問題が3割以上でることが多いようです。

3.「システムアーキテクト合格論文の書き方・事例集」で論文の合格水準の書き方を学ぶ

この本は、少し古いですが合格論文の事例集が多く掲載されていますので、合格論文の内容と粒度を確認するのに役立ちます。すべてを細かく読む必要はありませんが、一通り目を通しました。

ここまで勉強することで、論文でどのようなことが問われるのか大まかにわかっているので、次は、自分の経験の中で論文で使えそうな事例を整理します。
論文形式でまとめる必要はなく、箇条書きでも良いので事前にピックアップしておきます。私は、マインドマップにまとめていました。具体的にはシステム開発する中で発生した課題とその対策を3パターンほどマインドマップに落とし込みました。

試験当日

午前Ⅰ

免除

午前Ⅱ

自身を持って答えられる問題が少なく、かなり焦りましたが、何とか通過できました。過去4回ほど情報処理試験を受験していますが、午前Ⅱで落ちたことがないので、過去問と問題集をやっていれば大丈夫だと思います。

午後Ⅰ

問1と問3を選択しました。
問題慣れしていたので、クイズ感覚で慎重に回答しました。テスト後の通過の手応えはありました。

午後Ⅱ

問2「業務パッケージソフトウェア導入について」を選択しました。
あまり、パッケージ導入の経験はなかったのですが、想像を膨らませて書きました。大枠は、「原則、パッケージ仕様に業務を合わせる」「どうしてもカスタムが必要な箇所は別のパッケージを導入して代替する」の方針でユーザ部門と調整した経緯(想像)を書きました。
あまり、自信はありませんでしたが、題意に沿った論述はできていたとは感じていました。

結果

無事合格することができました。








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