sharepointのリストから条件を指定してデータを抽出し、テーブル形式でHTMLメールを送信するflowを作成します。
取得するリスト
元データは下記リストの3件です。

Code/Script
トリガーの指定
スケジュールトリガーを使います。
実行間隔等はサンプルなので適当です。

リストの取得
対象のshapointサイトとリストを指定します。
サンプルは、フィルタクエリを指定して「ID=1 or ID=3」のデータを取得しています。

取得する項目の選択
「データ操作」アクションの「選択」を選び、取得したい項目をマップで指定します。
インプットには、前ステップで取得したデータ(value)を指定しています。

HTMLテーブルの作成
同じく「データ操作」アクションの「HTMLのテーブル形式」を選び、HTMLテーブル形式のデータを作成します。
インプットには、前ステップの出力結果を指定します。

HTMLメールを送信する。
本文に、前ステップの出力結果を指定します。
見た目を整えるために、styleタグで罫線等を指定します。
「HTML=はい」の指定を忘れないでください。(指定を忘れるとテキストメールになってしまいます)


styleタグのcode
本文のstyleタグのコードです。
<style> table{ margin: 5px 10px; border-collapse: collapse; border-spacing: 0; } th, td{ border: 1px solid #818181; font-size: 0.9em; padding: 5px 10px; } th{ background: #00cc6b; } </style>
メール送信
styleが適用された結果が送信されました。

まとめ
同じMicrosoft製品のため、flowとsharepointの連携は相性良いですね。
sharepointリストの抽出条件も、もっと複雑に指定できそうなので、
定型的にリマインドメール送信したりする業務の効率化に使えそうです。