「dedup」は、イベントの重複を削除するコマンドです。
フィールドを指定して並び替えて1件目のデータだけを残すなど、利用ケースは多いです。
元データ
| makeresults | eval "A" = "A1" ,"B" = "100","C" = "100" | append [makeresults | eval "A" = "A1","B" = "300","C" = "200"] | append [makeresults | eval "A" = "A1","B" = "300","C" = "250"] | append [makeresults | eval "A" = "A1","B" = "200","C" = "300"] | append [makeresults | eval "A" = "A2","B" = "200","C" = "200"] | fields - _time
結果

サンプルコード
単フィールドをキーに重複排除
元データのコードの後ろに「dedup」コマンドを追加します。
| dedup A
結果

Aフィールドがユニークになりました。Aフィールドが同じデータが複数ある場合は、サーチ結果の昇順の1件目が設定されます。
複数フィールドをキーに重複排除
| dedup A B
結果

A,Bフィールドでユニークになりました。
重複行数の指定
フィールド名の前に数字を設定すると重複行数を指定できます。
サンプルは2行を指定しているのでA1が2行になっています。
| dedup 2 A
結果

キーフィールド以外の設定データ
「sortby」で並び替えして、残すデータを指定します。
+(昇順)-(降順)で、サンプルはCフィールドの降順で並び替えて1件目を残しています。
| dedup A sortby -C
結果

複数フィールドをソートキーに指定
複数フィールドをソートキーに指定でき、左が上位キーになります。
| dedup A sortby -B +C
結果

まとめ
複数フィールドをキーに重複データを除きたいケースは結構あるので、良く使っています。